マラウイ副大統領、航空機墜落で死亡 森林に大破機体
(VOVWORLD) -アフリカ南東部マラウイのチャクウェラ大統領は11日、チリマ副大統領(51)らが搭乗していた航空機が墜落し、チリマ氏を含む搭乗者10人全員が死亡したと発表しました。
(写真:AFP/TTXVN) |
チャクウェラ氏が国民向けの演説で明らかにしたところによりますと、チリマ氏らを乗せたマラウイ国防軍の航空機は10日、首都リロングウェから、北へおよそ380キロ離れたムズズ国際空港に向かっていましたが、レーダーから消えました。その後の捜索で北部の森林の中で大破した機体が見つかりました。
チャクウェラ氏は同日夜に、視界不良であることから航空管制当局はチリマ氏らが搭乗する航空機に引き返すよう促していたと明らかにしていた。その直後に機体は行方不明となったといいます。
軍はドローン(無人機)や兵士200人を投入して機体の捜索活動を行いました。
チリマ氏は先週、韓国の首都ソウルで開かれた韓国・アフリカ首脳会議に出席し、6日に帰国していました。同氏は2014年から19年にかけてムタリカ前大統領の下でも副大統領を務め、その前は通信会社エアテル・マラウイを率いていました。(CNN)